「ちるらん」の最終回は？完結した？ネタバレ感想【無料＆お得に読む方法】

『ちるらん 新撰組鎮魂歌』は、月刊『コミックゼノン』で連載されている時代劇風の漫画で、新選組の土方歳三を物語の中心人物に据えています。

原作はあの『終末のワルキューレ』の梅村真也氏が手がけ、橋本エイジ氏がその絵を担当しています。

2012年の連載開始し、2017年にはその人気を受けて舞台化やドラマCD化も実現している作品です。

また、この作品のスピンオフである『ちるらん にぶんの壱』は、梅村と橋本による4コマのコメディ漫画で、2017年にはアニメ化もされました。

 

今回はそんな大人気時代劇漫画について。最終回は？完結したのか？などについて解説していきたいと思います。

ちるらんの最終回は？完結済なのか？結末ネタバレ感想

「ちるらん」は完結したのか？

この作品は完結しています！

2023年11月時点で全36巻が発売され、完結しております。

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以下で詳しく解説！

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「ちるらん」とは

 

「ちるらん」あらすじ

若き日の土方歳三は、自身の力を試し、成長することに渇望していた。

そのため、さまざまな道場を訪れ、道場破りに挑んでいた。

しかし、ある日、天然理心流を操る近藤勇が主宰する試衛館に挑戦するも、敗北を味わう。この敗北が土方に大きな影響を与え、彼は雪辱を誓い、試衛館への入門を決意する。

これが、最も強く、情熱に満ちた新撰組の幕開けであった。

 

※ここからの各ネタバレは長くなるので、最終巻だけ見たい人はもくじでとばしてね！

「ちるらん」第1巻～第5巻のネタバレ感想

若き日の土方歳三は、自らの強さを証明するために、様々な道場に挑み続けていた。

そんな折、天然理心流・試衛館の近藤勇に挑むも敗れる。敗北から学び、土方は試衛館に入門し、これが熱く強い新撰組の始まりとなる。

 

文久3年、関東一円から腕の立つ者が集まり、浪士組が結成された。

その中で土方歳三は運命的に芹沢鴨と出会う。

 

後に新撰組筆頭局長となる芹沢は、圧倒的な力を背景に土方たちの前に立ちはだかる。

芹沢鴨と沖田総司という幕末最強の二人の対決が始まる。

 

同年、京都に残った芹沢、近藤たちは会津藩への仕官を目指す。

その条件は、会津藩が誇る五つの流派に勝利することだった。

新撰組結成前夜、彼らの運命をかけた激闘が待ち受けていた。

 

新撰組の前身である壬生浪士組は、会津藩の保護を受けるが、外国人追放を目指す長州藩、土佐藩の刺客たちが現れる。

これらの刺客には、幕末を震撼させた二人の剣士、田中新兵衛と岡田以蔵が含まれていた。

 

壬生浪士組は次々と刺客に襲われ、その行動が敵に漏れていることから内通者がいることが明らかになる。

メンバー間での疑心暗鬼が高まり、その中で初めての死者が出ることとなる。

 

「ちるらん」第6巻～第10巻のネタバレ感想

岡田以蔵、通称「人斬り以蔵」は、その名の通り、恐れられる剣士でした。

彼が「人斬り」と呼ばれるようになった背景には、純粋に剣術への愛と、その技術の高さがありました。

 

岡田以蔵は、剣術においては誰にも負けないほどの情熱と才能を持ち合わせており、その生き様はまっすぐで、剣道に対する純粋な愛情を感じさせるものでした。

彼の人生と最後の瞬間は、剣道への深い愛と、直向きな生き方の象徴として語り継がれています。

 

一方で、壬生浪士組は、芹沢鴨と近藤勇の二派に分かれ、次第に争いが激化していきました。

その中で、近藤派の佐々木愛次郎が殺害されるという衝撃的な事件が発生し、これが壬生浪士組内部の全面戦争の始まりとなります。

 

新見錦が新撰組の実権を握ろうと動き出す中、新見軍団の圧倒的な数の力に対抗して立ち上がったのが「死神 原田左之介」です。彼は圧倒的な劣勢の中で、孤独に戦いを挑みます。

そして、京都で繰り広げられる新撰組の内部抗争は、近藤派と芹沢派の全面対決へと発展し、最終局面を迎えます。

 

その中で、芹沢鴨が動き出し、彼の真の目的が明らかになります。

芹沢鴨は、彼独自の意志で生き、その強さを天性として持っていた人物で、彼の最後の戦いは、その生涯を締めくくる重要な瞬間となります。

 

「ちるらん」第11巻～第15巻ネタバレ感想

新選組と水戸天狗党七鬼衆の全面戦争は、各地で激しく繰り広げられました。

戦いによって多くの男たちが命を落とし、その中には恐れられた「人斬り半次郎」こと中村半次郎も含まれていました。

彼の参戦により、戦況はより混沌としていきます。

 

この全面戦争の中で、新撰組近藤派と水戸天狗党七鬼衆の対決がクライマックスに達します。

土方歳三は隻眼の剣客、平山五郎に立ち向かい、同時に沖田総司は芹沢鴨を討つべく急ぎます。

命と生命力がぶつかり合い、多くの命が失われる中で、戦いはさらに熾烈を極めます。

 

新撰組の運命を左右する抗争は、鬼神のような芹沢鴨と、内に鬼を宿す沖田総司の間で展開されます。

共に「最強」と称される二人が、命と信念をかけた剣の戦いを繰り広げます。

それは人生をかけた剣術の究極の対決であり、その結果が何を意味し、何を語るのか、注目が集まります。

 

さらに、高杉晋作が新撰組の屯所に乗り込み、幕府転覆を宣言する中、久坂玄瑞は京都の都を焼き払い、天皇を拉致する計画を進めます。

これらの暗躍する思惑が男たちを戦いの場に導き、幕末史上最も激しい戦い、「池田屋事件」が勃発します。

 

最後に、政権奪取を目論む長州軍が京都御所周辺で諸藩連合を圧倒する中、西郷吉之助という「怪物」が現れます。

西国最強と称される薩摩軍と長州軍の激しい戦いが始まり、幕末の歴史に新たなページが刻まれていきます。

 

「ちるらん」第16巻～第20巻ネタバレ感想

長州軍が京都御所周辺で諸藩連合を圧倒し、政権奪取を目指していました。

全てが久坂玄瑞の計画通りに進行しているかに見えたその時、西郷吉之助という「怪物」と称される人物が現れます。

彼の登場により、西国最強とされる薩摩軍と長州軍との間で激しい戦闘が始まります。

 

新撰組の二人の重要人物、山南敬助と土方歳三は、彼らにとって最初で最後となる真剣勝負を展開します。

この死闘は、ただの剣のぶつかり合いではなく、深い哀しみを内包したものであり、その結末が何をもたらすのか、緊迫した状況が描かれます。

そして、この時代の新たな英雄として坂本龍馬が登場します。

 

山南敬助の死後、新撰組の副長として頭角を現した伊東甲子太郎は、団体の中にわずかな亀裂を見つけます。

一方で、坂本龍馬の仲介により薩長同盟が成立し、討幕の動きが加速します。

その中で、「GOD」と呼ばれる高杉晋作が、幕府海軍に対して最後の戦いを挑みます。

 

高杉晋作の死後、日本は新たな局面を迎え、討幕派である薩摩、長州、土佐の動きが活発化します。

これに対抗するため、幕府も軍事力を強化し、全面戦争への緊張が高まります。

その中で、新撰組の八番組隊長藤堂平助が脱退を宣言し、団体は混乱します。

この裏で糸を引いていたのは参謀の伊東甲子太郎でした。

 

新撰組は藤堂平助を救出するため、伊東甲子太郎率いる御陵衛士との全面戦争に突入します。

伊東は幕末四大人斬りの中村半次郎と河上彦斎を戦場に召喚し、多くの命が散る中、藤堂平助の最期の時が近づきます。

これらの出来事は、幕末という激動の時代の一部として、その歴史の深さと複雑さを物語っています。

 

「ちるらん」第21巻～第25巻ネタバレ感想

「鳥羽伏見の戦い」が始まり、日本は大きな戦争に突入します。

この戦いには土方歳三をはじめとする新選組も旧幕府軍側として参加しますが、近藤勇と沖田総司が離脱し、新選組には大きな激震が走ります。

土方は局長代理として新選組を率い、新政府軍に挑むことになります。

 

激しい戦争の中、大坂城を守るため新選組、見廻組、別撰組が集結し、幕府軍最強の部隊を結成します。

しかし、淀藩の謀反が発生し、岩倉具視の策謀により戦況は一変します。

絶体絶命の中、仲間を守るために井上源三郎が敵に立ち向かいます。これが彼の最後の戦いとなります。

 

江戸へ向かう船中で、土方たちは大英帝国から送られた刺客「亡霊の騎士団」に襲われます。

彼らは「復讐の誓い」を胸に戦う強さを持っており、「土方歳三VSスコットランド騎士」など、新選組と亡霊の騎士団との間で激しい戦闘が繰り広げられます。

 

この戦いの中で、重傷を負いながらも立ち続ける山崎烝が登場します。

土方歳三との「六文銭の誓い」に動かされ、彼は新選組の中でも疑わしい存在とされながらも最後の約束を果たそうとします。

 

最後に、新政府軍が江戸に到着し、江戸城の無血開城が決定します。

新政府軍は、旧幕府軍の象徴である新選組に対して怒りを向けていました。

近藤勇は仲間の命を救うため、新選組局長として最後の命令、「新選組解散」を下します。

これにより、新選組の歴史に幕が下ろされることとなります。

 

「ちるらん」第26巻～第30巻ネタバレ感想

幕末の激動の時代を象徴する新撰組のリーダー、近藤勇が斬首され、一番隊組長の沖田総司が病死します。

これにより時代はさらに加速し、土方歳三は近藤から託された夢を胸に、新たな道を歩み始めます。

 

土方は大鳥軍の参謀として、新政府軍を次々と撃破し、宇都宮城を一日で落城させるなどの完全勝利を収めます。

しかし、その天才指揮官としての名声は危険な敵をも引き寄せ、薩摩藩砲兵隊長の大山弥助が井上源三郎の仇として死地に向かいます。

 

宇都宮城の攻防戦は激烈を極め、その中で土方の前には薩摩の怪物、野津七次が現れます。

これは「天然理心流」の土方と「薬丸自顕流」の野津という、東西の最強流派が激突する瞬間です。

一方、新政府軍の追手から逃れ、重傷を負った原田左之助は小太郎たち姉弟に命を救われ、上野への最後の戦場に向かいます。

 

重傷を負いながらも会津に合流した土方は、怪我のために意識不明の状態に陥ります。

その間に新政府軍は会津侵攻を開始し、この絶望的な状況の中で新撰組三番隊組長の斉藤一が立ち上がります。

彼は新撰組の未来を背負い、戦場へと出撃するのです。

 

土方たち旧幕府勢力は当初は勝利を収めますが、新政府軍の天才軍師・大村益次郎の策謀により長岡城が急襲されます。

この包囲戦の中で、牧野父子は討ち死にする覚悟を決めますが、河井継之助がガトリング銃を駆使して主君の窮地を救おうとします。

これらの出来事は、幕末の日本がどれほど緊迫した状況にあったかを物語っています。

 

「ちるらん」第31巻～第35巻ネタバレ感想

幕末の混乱の中、河井継之助は巧みな策を駆使して長岡城を新政府軍から奪還しますが、戦いの中で凶弾に倒れます。

彼は最後の瞬間に、自らの夢を土方歳三に託し、平穏な心でこの世を去ります。

幕末の激動を象徴するように、河井継之助は小藩を強国に変貌させた風雲児として散ります。

 

一方、永倉新八と斉藤一は土方歳三と交わした約束を果たすため、「最後の闘い」に挑みます。

土方は榎本艦隊と無事に合流し、新政府軍に対抗するために蝦夷地へ向かいます。

蝦夷地制圧の最初の目標は箱館の五稜郭です。彼らは命を懸けて新政府軍と対峙する決意を固め、幕末の悪童伝の最終章が幕を開けます。

 

蝦夷地制圧を成し遂げた旧幕府軍は、旗艦・開陽丸が座礁することによって窮地に陥ります。

榎本武揚は蝦夷政権を欧米列強に認めさせるため、大英帝国との命懸けの交渉に臨みます。

同時に、江戸では土方歳三暗殺を目論む岩倉具視が新たな刺客、高柳又四郎を放ちます。

彼は「音無しの剣」として恐れられる伝説的な存在です。

 

土方たちは幕末最強の戦艦・甲鉄号（ストーンウオール号）を奪取するために奇襲をかけます。

彼らの前には、土佐・薩摩・長州の刺客たちと、高柳又四郎が立ちはだかります。

この決死の対決の中で、土方は自らの「最強」の答えを見出しますが、圧倒的な高柳の剣技に対抗するために最後の大勝負に出ます。

そして、宮古湾で甲鉄号のもとへ迫る新政府軍海軍との間で、甲鉄号強奪作戦の最終局面が訪れます。

これは幕末の激動を象徴する壮絶な戦いのクライマックスです。

 

「ちるらん」の最終回！36話ネタバレ感想

幕末の激動の時代が終わりを迎えようとしています。

この時代の象徴であり、「幕末最後の武士」と称された土方歳三の長い戦いも、ついにその幕を閉じようとしています。

 

彼は、もはや勝利の可能性がないことを知りつつも、新選組の仲間たちが待つ戦場へと向かいます。

この時代を象徴するように、激動の中でただ一つの「武」を頼りに戦い続けた土方歳三の生涯は、まさに幕末の世に咲いた徒華のようでした。

 

土方歳三の生涯と彼が率いた新選組の物語は、幕末の日本史の中で特別な位置を占めています。

彼らの活躍は、政治的な混乱、社会的な変革、そして文化的な転換期の中での人間の決意と勇気を象徴しています。

 

土方歳三の物語は、新選組大河ドラマとして描かれ、その終結は多くの人々に影響を与え、感動を呼び起こしました。

土方と新選組の戦いは終わりを迎えますが、彼らの精神と勇気は後世に長く語り継がれることでしょう。

 

最終巻の続きはぜひご自身で確認してみてくださいね♪

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「ちるらん」の魅力・面白さ

新撰組を題材にした漫画は、実際の歴史を基にしているものもあれば、フィクションの要素を多分に含んだものもあります。

ご覧になっている漫画は、実際の新撰組の歴史を基盤にしつつも、独自の創作要素を加えたフィクション作品のようですね。

 

土方歳三を主人公として描き、彼の武力への情熱や熱い性格を強調することで、ヒーロー漫画のような魅力を持たせている点が面白いです。

また、登場人物がイケメンというのも、漫画としての魅力を高める要素の一つです。

 

歴史的な背景や人物をベースにしながらも、現代の読者に向けてエンターテイメント性を高めるために、キャラクターの見た目や性格を魅力的に描くのは、漫画の世界においてよくあるアプローチです。

このような作品は、歴史の知識とフィクションの楽しさを両立させて、幅広い読者に楽しんでもらえる内容となっていることでしょう。

 

「ちるらん」ネットのレビューと感想

めちゃコミック参照

 

 

「ちるらん」の最終回は？完結済なのか？結末ネタバレ感想！「無料＆お得」に読む方法はあるのか？

「ちるらん」を100％全巻無料で読む方法はあるの？

漫画を100％全巻無料で読む方法はありませんでした。

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「ちるらん」の最終回の結末ネタバレのまとめ

「ちるらん」という時代劇風フィクション新選組漫画のストーリーを、ネタバレを交えながら詳細に解説しました！

絵も綺麗で迫力満点！とても読みやすい漫画です。

史実とは異なる展開ですが、そんなの関係ありません。面白いものは面白いと思います。

新選組が好きな人には多分刺さる内容だと思いますので、興味のある方はぜひ漫画を読んでみてくださいね♪