約束のネバーランドネタバレあらすじ123話「ノムジカとソンジュが鍵を握る」

本記事では、2019年2月18日発売の週刊少年ジャンプ掲載漫画『約束のネバーランド』最新123話のネタバレ・あらすじ・考察などをご紹介したいと思います。

前回、生まれて初めて朝寝坊してしまったエマの様子から、どれだけ久しぶりに休養できたのか、昨晩がどれだけ楽しかったのかが伺えましたね。

しかし、レイはやはりエマの表情を見逃さなかったようです。

エマに「本当はどうだったのか」と問い詰め、エマもレイに感じた事をそのまま伝えました。

鬼すら殺したくない、鬼の幸せも考えてしまうというエマですが、ノーマンはもちろんレイも理解を示してくれるでしょうか?

鬼を滅ぼす以外のプランを詰めなければ、ノーマン達を説得することも不可能だと思えますが、今回ノーマン達とエマ達が対立してしまうのでしょうか…。

それでは、2019年2月18日発売の週刊少年ジャンプ掲載漫画『約束のネバーランド』最新123話のネタバレ・あらすじ・考察など、最後までゆっくりご覧ください。

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前回の要点まとめ

午前九時、エマは生まれて初めて寝坊し、急いで飛び起きみんなに謝りますが、寝坊は他の子供たちも同じだったようです。

オリバーだけいつも通り起きていたようで、昨晩寝てしまったエマをベッドまで運んだのはザックだとわかります。

朝から普段通り動いているノーマンの部屋には、ヴィンセントが訪ねてきて「再会は楽しめたか」と聞き、ノーマンは「おかげさまで」と返します。

普段通りのノーマンに「つまらん」と答えたヴィンセントは、機能はまるで別人のようだとみんなが騒いでいたので自分も見たかったと話します。

「からかうな」と返すノーマンは、計画を修正すると続けます。

「ハヤトからの報告を聞いたか?」と尋ねるノーマンに、「道中、量産農園に侵入したが、警備が強化され侵入がバレた」と返すヴィンセント。

この時に人間の姿を見られていて、GF脱走者の生存が明らかになってしまったと話すノーマンに、まずいか?とヴィンセントが尋ね、ノーマンは「問題ない、敵より先手を」と返します。

ちょうど急ぐ理由もできたので、計画を少し早めようというノーマンは「改革は無血で勝利する、食用児の血は流させない」と続け、ある手紙を『彼らに』とヴィンセントに託します。

一方、レイはエマにノーマンの策がどんなものかを尋ね、エマもよくわからないけどノーマンの事だからきっと心配ないと答えます。

ノーマは誰一人失わない未来と言っていた、と話すエマに「本当に『良かった』?」と尋ねるレイは、農園を潰すというのが本当は嫌なのではとエマに聞きます。

戦略的に鬼を無くす方法があれば、それが確実だとレイは言いますが、「でもそれはエマが望む未来じゃない」と続けます。

レイのその言葉に「自分がおかしいんだ」というエマは、「ノーマンの気持ち・正しさ、みんなの喜びも分かる」としながら、「でも鬼を殺したくない」と話します。

皆が幸せになれるはずなのに、自分は鬼の幸せまで願っているというエマは、「皆が自分の事だけでなく私を想って喜んでいるのに、私はそんな皆を危険に巻き込むような選択をしてしまいイヤになる」と続けます。

食べられたくない、食べさせたくない、出荷も狩りも嫌だ、敵なのも分かっているけど「鬼と自分たちは何が違う」と疑問を抱いています。

鬼にも家族や友人がいて、同じように考え・笑い・生活をしている。

食べているのは人間で、それは絶対にイヤだけど、鬼も私たちと同じように「生きる為に」食べているだけ。

敵だからと根絶やしにしていいのか?と言うエマは、「ムジカは友達だし、ムジカの同族は滅ぼしたくない」と続けます。

エマの言葉に「なぜそれを昨日」とレイが聞きますが、「言えない。自分は争わない選択がいいけど、みんなは鬼を滅ぼす未来を望んでいる」と言います。

それに、何よりも七つの壁もダメだというエマは「人を食べ続けなければあの姿でなくなるなら、約束を結び直したら鬼は退化して滅ぶ…結局同じ」と話し、「他に選択肢が欲しいけど、どこにも無い」と続けます。

「どうすればいいかわからない」と複雑な表情のエマ。

 

感想

やはりレイはエマの違和感を感じ取っていました。

みんなが「鬼が滅んだ世界」を望んでいる一方で、やはりエマは鬼の絶滅すら望んでいません。

無謀だとしか言えない状況ですが、今までのエマを見ている限りそう言いだすのは明らかでしたよね。

しかし、ノーマンも「急ぐ」と言っていたからには、やはりレイ同様にエマの表情を見抜いていた可能性が高いですね。

 

123話ではノーマンに打開策を提示する?

鬼の進化を逆手に取る?

ノーマンによって、120話で『鬼の大元は最近に似た何かだった』という事が明かされました。

遺伝子の水平伝播によって、他の遺伝子を取り込みながら進化してきたという鬼。

人間を食べて、それによって知能を得てきた鬼たちは、形質を維持するために人間を食べ続けなければいけなくなりました。

質の悪い肉を食べ続ければ、鬼たちは半年も形質維持ができなくなっている、という事も判明しました。

この情報を逆手に取る作戦はどうでしょうか。

例えば、ラムダ7214は『良質な肉を研究する』という目的がありましたが、上流鬼たちも研究を重ね下級鬼たちの不満を解決しようと試行錯誤していた可能性が高いです。

人間側から提示する内容としては、ラムダのような施設で人間の遺伝子をどうにか伝えられる食物を研究し出す事が考えられます。

 

遺伝子をどう与える?

形質維持のためだけに、という点で考えれば、遺伝子を取り込むという事が錠剤などで可能になれば人間を食べる必要が無くなるかもしれません。

ただ、鬼にも人間と同様に『味覚』があるような描写はここまでにもたくさんされていましたし、どの生物にも同じようにある『食欲」をどう満たすかが鍵になりそうです。

研究で「人間以外に美味しいもの」を作りだせれば最善だと思いますが…。

人間を食べるという事の理由が、『おいしいから/形質維持のため』という二つだけであれば、人間以外でも賄える可能性も出てきます。

ラムダ7214では人間が強化され、より質の良い肉を作りだそうという研究がされていましたが、ノーマンがこの研究に加担し『人間以外の食物』を創り出す事ができれば…?

人間を食べる必要も、人間が鬼に食べられる必要もなくなりそうです。

新たなものを提示出来た時、エマが望む『約束を結び直す』という事が可能になるのかもしれませんね。

 

現実的には無理

しかし、この手の作戦にはとにかく莫大な時間がかかります。

鬼とそういった約束を結び直すとなったにしても、それまでの期間は今まで通りに食用児を育てる農園を動かしていく事になってしまいます。

もし鬼が「人間によって代理のものを提示する、それまでは農園は動かす」という事に同意したとしても、エマがOKを出すはずがありません。

前回の話しでエマが友人だと語ったソンジュやムジカは、宗教上の理由で「食用児を食べない」と言っていましたし、ムジカは人間の味すら知らないという事でした。

ムジカを見るたぎり、人間を食べずに形質維持ができる可能性があるのでは?とエマも考えているのでしょう。

しかしこれを調べるにも、あらゆる種類の鬼を対象に研究する必要がありますが、そのために人間側と鬼側が和解できるのかが問題です。

ノーマンが鬼を滅ぼす計画を急ぐ中、エマはやはり違和感を捨てきれない様子でしたし、まずはこの意見の相違をまとめられるのかが気になります。

新しい策を練る必要があるのか、エマだけ対立する形になってしまうのか…。

 

123話ではムジカとソンジュが鍵となる?

ハウスを抜け出したレイ・エマと5歳以上の子供たちでしたが、脱走直後に下等鬼に襲撃されています。

レイはあえて囮になり1人になったのですが、農園からも追手が来て大ピンチの中、現れたのがソンジュでした。

また、切断した耳のせいで高熱を出してしまい動けなくなったエマの前にはムジカが現れました。

二人は鬼ですが、人間を食べようとしないどころか他の鬼たちから逃がそうと手伝ってくれました。

この二人の存在が、ノーマンとの意見の相違を埋める鍵になるのではないでしょうか?

 

鬼なのに人を食べない理由

ソンジュとムジカは、レイやエマ達を助けてくれましたが、なぜ人間を前にして食べようともしなかったのでしょうか。

その理由は46話で「宗教上の理由」と語られています。

信仰の為に人間を食べないと決めている、と話していましたが、人間のように「信仰をささげる何か」がある文化があるという事ですよね。

ソンジュはさておき、特にムジカの容姿については注目を集めていました。

「女型」の鬼という存在も珍しい気がしましたし、明らかに人間に近いルックスをしているのも気になりました。

二人の宗教の話しや、外見から「もともと人間だったのでは?」という推測もありましたが、「1000年で我々の姿は変化した」とも話していましたし、一理あるのかもしれません。

もしくは、人間と鬼との間に生まれたハーフなのかも…。

そう考えると、祖先でもある人間を食べる事がタブーである事にも納得ができますよね。

なんにせよ、この二人の存在が今後の鍵になるように感じます。

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まとめ

ここまで、2019年2月18日発売の週刊少年ジャンプ掲載漫画『約束のネバーランド』最新123話のネタバレ・あらすじ・考察などをご紹介しましたが、いかがでしたか?

前回、エマがレイに自分の想いを語っていましたが、やはり多くの読者が感じた違和感は正解でしたね。

エマは、ノーマンが話していたことも十分わかると理解を示した上で、それでも「鬼も殺したくない」と話していました。

エマらしい考えだと思いますが、他のみんなが鬼が滅ぶことを望む一方で、エマはこの自分の考えを殺せるでしょうか…?

みんなが喜ぶなら、みんなが私の為を思うから…、とやはり無理に納得してみせた事は明らかですが、このままノーマンの計画に加担できるとは思えませんよね。

今回、このエマの話しがノーマンにも伝わるのか、レイがどう判断するのか気になります!

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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