
今回は、週刊少年ジャンプ掲載漫画『幽遊白書』最終回結末とその後の物語のネタバレをお届け致します。
霊ガンなど一時代を築いた漫画である『幽遊白書』ですが、そのブームと同時に最終回が非常に唐突だったという印象がありますよね。
実際に物語が進んでいる間は、どういった形で最終回を迎えるのか全く想像も付きませんでしたよね(笑)
そんな最終回を振り返りながら、最終回のその後について見ていきたいと思いますので、気になっている方はぜひご覧くださいね!
それでは早速、週刊少年ジャンプ掲載漫画『幽遊白書』最終回結末とその後の物語のネタバレをお届け致しますので、最後までご覧くださいね。
もくじ
漫画『幽遊白書』最終回 結末ネタバレ・感想
【幽遊白書・25周年】
めでたい!!!!25周年の今日という日に、再放送も最終回を迎えるという( ु ›ω‹ ) ु♡
本当に素敵な作品✨✨
私個人は、蔵馬を全力で推してます 皆好き…。
おめでとうございます#幽遊白書 pic.twitter.com/LLIkrzekzx— そうは29日刀ステライビュ (@ringo9524) 2017年10月12日
魔界統一トーナメントの開催を提案した幽助は、黄泉や躯、雷禅の喧嘩仲間など多くのキャラクターが出場する大規模な大会になり満足です。
もちろん優勝を目指して戦いましたが、それ以上に妖怪のトップクラスの実力は半端なものではなく、幽助は黄泉との戦いで敗れます。
2人は健闘をたたえ合い、また実力を付けたら勝負することに決め、幽助は一旦魔界から人間界に戻りました。
人間界に迷惑をかけないことが、優勝者の願いでしたので妖怪からの悪さが人間界に及ぶことはなく、幽助は戻ってきたものの平穏な世界に馴染めずにいたのです。
そうした中、霊界でテロが発生し桑原や飛影、蔵馬と共にテロ組織をせん滅しますが、敵は大したことないものの爆弾が仕掛けられていました。
そこで青を切った幽助でしたが、場面が変わり人間界の日常、つまり幽助たちの後日談という形で進んでいきます。
幻海は天寿を全うして他界しており、彼女の遺言を知るために幽助と桑原などが彼女が指定した場所へ集合。
そこは見渡す限りの自然が広がり、そして見える景色全てが幻海が所有していた土地であることが判明。
妖怪に残すのが彼女の遺言であり、それを認めた幽スタたちはそのまま海へ行きます。
話は爆弾のスイッチで「青」どうして幽助が選択したのかという点に移り、そこで螢子が青が好きだからだと明かされました。
幽助と螢子の2人が海で戯れている描写がアップで描かれ、部屋の中にあった幽助、桑原、飛影、蔵馬の4人の写真が最後に描かれて物語は終了となります。
最終回はかなり唐突に終了?
幽遊白書は、非常に急ぎ足で最終回を迎え読者を困惑させた事もあり、最終回が掲載された当時は大きな騒動に発展しました。
「終わり方がひどすぎた作品」で常に上位にランクインするなど、最終回が掲載された後でも話題になるほどです。
それでは、どうして幽遊白書の最終回は、こんな唐突な形になってしまったのでしょうか?
実は後日に原作者の富樫先生が、同人誌を500部限定で発売したその中身に、最終回があんな形で終わったことを語っています。
それによると、かねてから持病を持っておりそれが連載中に悪化したことを明かしています。
また、物語を程よい形で終わらせたかった富樫先生でしたが、売れている漫画なので編集者は無理やり連載を続けさせようとしました。
その圧力が予想以上に強く、このまま出版社に従って連載を続けても、読者が飽きるまで同じことを繰り返すだけになると考えたのです。
素晴らしい作品だったという形で、そして登場したキャラクターにも申し訳ない気持ちが強くなった富樫先生は、強引に連載を止めることを決意。
机に向かうだけで吐き気が止まらず、漫画を描く気持ちが全く湧き起らなかったというのも一つの大きな原因でしょう。
それだけ、精神的に追い詰められ苦しめられていたことが、後日談からよく分かります。
また残り32話を掲載した時点で既に連載の終了は決まっており、原稿が1話完成するたびにカレンダーに×印を付けていたほどです。
もう、幽遊白書を続けたくないという気持ちが、衝撃的な最終回に繋がったと言えるでしょう。
最終回の迎え方は賛否両論?
原作者の都合により、最終回が思わぬ形で掲載された幽遊白書。
当然ながら読者の間では批判的な意見が目立ち、それが圧倒的かと思われましたが、実はこの最終回に関して肯定的な見方もあります。
だらだら長く続けなくてよかった
- 思っていたほど悪くない
- 少年誌の王道的な最終回で良かった
- 主人公とヒロインが結ばれて満足
肯定的な見方をする人は、概ねこのような意見を持っているのです。
漫画誌も商売で利益を得るのを目的があるため、人気がある作品にはできるだけ長く連載をしてもらいたいと考えます。
その結果、同じことをただ繰り返すだけの何ら面白みのない回が続いてしまうという、難しい状況に追い込まれた作品は少なくありません。
それは作品にも、原作者にも、そして何より読者にとって何もメリットが無いため、幽遊白書がその道に逸れる前に終了したことは、結果的には良かったと考えられます。
最終回は確かに急ぎ足にはなりましたが、要点はしっかりと押さえており、少年誌らしい王道のハッピーエンドで幕を閉じました。
伏線や謎を全て回収はできませんでしたが、それでも特段ヒドいというほどではないと、肯定する人々は述べています。
このように、幽遊白書の最終回に関しては、否定だけじゃなく肯定も存在し、賛否両論になっているんですね。
最終回を原作者が語る?
最終回のあとがきを、自身が執筆した同人誌という形で発表するという異例の対応を取った富樫先生。
どうして、このような形で読者にメッセージを送ったのでしょうか?
ハッキリとした事は分かっていませんが、「読者の気持ちに何とか応えたい」との考えに至ったからだろうと予想されています。
最終回がいつになるか、ずいぶん前から決まっていたので読者がどういった反応を示すのか、ある程度は考えられたはずです。
どれほどの人気があるのかも知っていましたし、魔界統一トーナメントという長編が開始されそうな雰囲気もありました。
それなのにいきなり試合が終了し、試合の模様は台詞のみという意外な形を取ったので、ますます読者からの批判は高まるでしょう。
これらを考える十分な時間があった富樫先生は、読者の気持ちに応えたいとの気持ちに駆られ、同人誌での発売で直筆メッセージを添えたと考えられています。
どうして連載終了に至ったのか、最終回が予想外の結果になった理由などを細かく記していますが、最後には「わがままでやめました」と素直に認めていました。
このメッセージから、原作者がいかに読者を考え、謙遜に物事を捕らえているかが分かりますね。
最終回を読んだ感想
魔界の武道会からかなり唐突な展開で最終回に持ち込まれました。
全ての闘いの経緯を描くことをあえて省いたのか富樫先生が疲れてしまっていたからなのかはわかりませんがこれが作品に対する作者の意図と捉えたいと思います。
最終回はそれぞれのキャラクターの最後が描かれました。
幽遊白書ははじめのほうら幽助と螢子のラブコメ路線が濃かったのですが中盤以降ほとんどふたりの恋愛模様は描かれていませんでしたが最終回にてラブコメ復活しています。
一応プロポーズして最後もいい感じに終わりました。
あの二人は恋愛を超越した関係になっていきそうです。
あの飛影が化け物とはいえ花を、妖怪とはいえ女性に贈るとは予想外でしたが、素敵でしたね。
雪菜さんと桑原も同居して今後は約束されたようなもんですが蔵馬だけ相手がいないのはなぜでしょうか。ぼたんとくっつくと思っていました。
最終的にはハッピーエンドになって気持ちいい終わり方にはなりましたね。
漫画『幽遊白書』最終回のその後はどうなる?
美味しんぼも幽遊白書の最終回みたいに漠然と海で遊んで記念写真撮って終わってほしい pic.twitter.com/yOrBL1ujfQ
— VAMPIRE†HUNTER™ (@LA_metal_hero) 2016年3月22日
親父に会って一発ぶん殴るために魔界にいくことを決意し。
螢子(けいこ)に「3年で戻ってくる」と言い残し人間界を去る。
舞台は魔界へと移り新たな展開へと進んでいくのでした。
ただ、螢子の反応はまだまだ思わせぶりで、はっきりとは描かれていなかったですよね。
というのも、幽助はケンカするたびにプロポーズしていたため、蛍子もはじめは冗談半分で聞き流していた感じでした。
幼なじみらしいエピソードですが、ただ、このときばかりは本気と書いてマジだったようです。
とはいえ3年とい月日は幽助自身にとっても大事な時期ですよね。
ケンカ相手だった桑原はこの頃から受験勉強を決意し、不良時代とは打って変わって勉強づけの勤勉学生へと変化。
一方の幽助はといえば相も変わらず魔界で修行とバトルの日々、
そして約束の3年後
人間界に戻った幽助は、中学は卒業したものの高校には進学せず、母親のコネとやらでラーメン屋台の店主となる。なにげに衝撃を受けた展開(悪い意味でw)
ちなみに桑原は無事骸工大付属高校(名前www)に合格を果たす。
ラーメン一杯が人生を変える?
人間界に戻った幽助はラーメン屋台のかたわら、始末屋なるものも開業します。
名称こそ違うが当初の設定にあった霊界探偵の仕事内容と同じ。
魔界と人間界が自由にいききできるようになったことで幽助の出番というわけです。
本業の屋台では、お客もまずまずな様子。
将来螢子の実家を継ぐ伏線なのか、そこで気になるのが螢子の気持ちですよね。
魔界に行く前の幽助からの告白の答えもまだうやむや。
そんなある日、幽助がつくったラーメンを食べにやってきた螢子、そこで食べたラーメンの感想で螢子の気持ちが明らかになるのです。
螢子の気持ちとは?
はじめて食べた幽助お手製ラーメン。
こんなもんでよけりゃ毎日作ってやるぜ
幽助にとっては何気ないセリフだったが、螢子はこれを一種の告白と受け取り、思わず顔を染めてしまう場面もありました。
なんだかんだ、3年間ずーーっと待っていた螢子。
メインの2人の関係は最後までしっかり描き、ハッピーエンドな展開でしたね。
漫画『幽遊白書』最終回に対するSNSの声は?
多分オタクへの第一歩目が幽白だった気がする。
観れないと泣いてたし、最終回後はロスになってた。
ジャンプ読んだのもコミック買い出したのも幽白のおかげ。— 真 (@rnbWP1AgqpaR59l) 2018年7月18日
幽白の霊界クーデター→最終回の流れかなり好きなんだけどな
— そう (@Alexandrite_Cr) 2018年7月13日
幽白最終回の蔵馬と桑原の2人になんか癒されたから。あのセット好きだわ。
— すずか (@kouka_ill) 2018年7月8日
漫画『幽遊白書』最新刊を無料で読むには?
eBookJapan・Renta!・コミックシーモアなど電子書籍アプリの古株もありますが、
今私が1番オススメするのが、U-NEXT BookPlaceになります。
漫画・雑誌だけでなく、ドラマ・映画・アニメなども楽しめてしまうマルチアプリサービスになります。
もちろん、あなたの読みたい作品も全巻揃っていますよ!
あなたの好きな漫画のアニメなんかも観れちゃいますよ!
31日無料お試しキャンペーン実施中という事で、私も無料登録してみました。
そして、31日以内に解約したのですが、お金は一切かかりませんでした。
31日無料お試しキャンペーンをこの機会に利用してみて下さいね。
本ページの情報はH31年5月時点のものなので、最新の配信状況はU-NEXTサイトにて確認してみて下さいね。
まとめ
第112話「フォーエバー!幽遊白書」
最終回です。桑原君は高校生、蔵馬は社会人になり、飛影は魔界でパトロールです。幽助は、ラスト5分を切ってからようやく出てきます。
最後の微笑みの爆弾は、幽白アニメを作ってくれた人たちの名前が流れます。
forever forever 幽遊白書! pic.twitter.com/zmOmyB5JoE— いとう (@27MdHGS4mWHnUSi) 2017年1月30日
週刊少年ジャンプ掲載漫画『幽遊白書』最終回結末とその後の物語のネタバレはいかがでしたでしょうか?
原作者の持病もあり、半ば強制的に終わってしまった感もありますが、ダラダラ漫画が続かなくてよかったというポジティブな意見もありましたね。
さらに、最終回のその後は主人公とヒロインが一緒になるというハッピーエンドになっているので、曲がりなりにも良い最終回だったのではないでしょうか?
気になった方はぜひ漫画『幽遊白書』を再読してみてはいかがでしょうか。