
今回は、週刊ヤングジャンプ掲載漫画『ライア―ゲーム』最終回結末とその後の物語のネタバレをお届け致します。
ドラマ化されたことで一躍有名になった漫画『ライア―ゲーム』ですが、原作漫画も息詰まる心理ゲームが魅力の作品となっていました。
ライア―ゲームの参加者は、金に目が眩んだ参加者が疑心暗鬼に陥る"囚人のジレンマ"の中で、信頼を貫く直の姿を見られるのが見どころの一つでしたよね。
そんなライア―ゲームの気になる、最終回は皆さん御覧になりましたか?
最終回の内容を忘れたという方は、漫画『ライア―ゲーム』最終回結末とその後の物語のネタバレをお届け致しますので、最後までご覧くださいね。
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漫画『ライア―ゲーム』最終回 結末ネタバレ・感想
LIAR GAMEの漫画2巻読んだけどやっぱむちゃくちゃ面白いわ!秋山深一がただただカッコいいんだ! pic.twitter.com/nuQ6tK3RFQ
— 上条当麻@ohyuh621 (@p6oW8yEfLKWEd5m) 2018年1月21日
前回出てきた偉そうな仮面が、ライアーゲームについて語り出します。
実は、ヨコヤはこのゲームが始まる前に、「ライアーゲームはある小説を元にしている!」と解明しました。
仮面は小説が元ネタで有ることを認めた上で、その小説は何なのかと語り出します。
仮面が言うには、その小説は某国で書かれた小説で、政府の反抗として書かれたものだそうです。
ライアーゲームを通して、「為政者に騙されるな!」というメッセージを発したわけですね。
しかし、この小説、上中下巻の構成なんですが、作者が下巻を出す前に、病気でいってしまったそうです。
仮面は、「病気ではない。為政者に消されたんだ!」と主張します。
さて、ライアーゲームが国への反抗の小説ということはわかりましたが、なぜライアーゲームが開かれたのでしょうか?
仮面が言うには、「失われた下巻のエピソードを見てみたい」というのが動機だそうです。
実際に小説に書かれたゲームを続けることで、ラストがどういった展開になるのかをシミュレーションしようとしたんですね。
仮面はいいます。
ここまでのゲーム展開が見れただけで十分だ、と。
ここまでのゲームを見て、小説の真のメッセージは、「人に騙されるな!」ではなく、「人を疑った上で、それでも手を取り合って信じあうことは素晴らしい」ということに気づけたということです。
そして、その信頼こそ、「某国の闇」が真に恐れたものだと。
最終回の行方はどうなる?
さて、後日談です。
久しぶりにフクナガに出会った神崎は、ネットでとある映画を見ようとします。
その映画こそ、神崎やヨコヤ、秋山が対決したライアーゲームでした。
仮面の目的の一つは、ライアーゲームを映画にして、 全世界に公開することだったのです。
映画では、神崎やヨコヤ、秋山の顔は明かされません。
個人情報保護の観点から、CGで顔を隠して、編集で音声も変えてるんですね。
このままキレイにラストに行くのかなーと思ったのも束の間!
事件が起こりました。
映画が、一瞬で全て消されてしまったのです。
最終回を読んだ感想
オチそのものはまあ悪くないと思ったが、ここまで長年引っ張ってきてこの終わり方か、というのは正直思ったのではないでしょうか。
まあいろんな意味で集英社らしいというべきなのか。
深い闇が25年の時を経てもなお健在で、或る意味衝撃的な最終回でしたね。
「ライアーゲーム」の正体も判明しましたが、こちらもサプライズでした。
殺害された小説家が意図したことは「ライアーゲーム事務局」こそが「某国」、「プレイヤー」こそが「国民」の暗喩だったのでしょう。
そして最終ゲームの結論は「プレイヤーの団結による事務局の打倒」。
これはすなわち「被支配者層の団結による支配者層の打倒」に他なりません。
闇はこれを怖れ、今なお暗躍したと言えそうです。
漫画『ライア―ゲーム』最終回のその後は加筆修正された?
『LIAR GAME』読み返してたんだけど改めてアキヤマ好きだな。最初は訳あって辛辣な態度だったけど、ナオと行動を共にして穏やかな表情も浮かべるようになっていくところが良い。どう考えても負けの場面でアキヤマの「必勝法がある」が出るとグッとくる。 pic.twitter.com/YId5jmWzQb
— 働く折鶴 (@konokono7) 2017年8月6日
40ページにも及ぶ加筆修正をされていることは知ってたのですが、まさかあそこまで変わっているとは思いもよりませんでした。
なんたって三話くらい話数が増えています(笑)
連載版では軽く触れる程度だったエピローグを主に描くのかと思いきや(直ちゃんと秋山さんがイチャついたりしてるかと思ったw)、ゲーム展開自体があんな劇的ビフォーアフターするとは!
嬉しい誤算です。
ヨコヤに注目?
特筆すべきはヨコヤさん。
連載版ではアキヤマに追い詰められてゲームを捨て、唐突にその尻馬に乗って膠着作戦を後押しするという、残念すぎる負け犬っぷりでした。
ある意味でアキヤマ・ナオちゃんとの擬似的な和解のように受け止められたものの、やはり「おいおい、最後も完敗しといて何すっきりした顔してんだよw」と思わずにはいられませんでした。
しかしコミック版では終盤の大幅改編により、最強のライバルとしての格を保つと共に、ヨコヤというキャラクターの深堀がなされていたのです。
まず前提として、連載版と比べ事務局がより強固な存在となっていました。
あっさり敗北宣言していた茶番っぷりはどこへやら、アキヤマの策だけでは倒せなくなっていたのが上手いところ。
そこでヨコヤが思わぬ一手を投じることにより、見事壊滅させることに成功します。
つまり、コミック版ではアキヤマ・ヨコヤという最強のプレイヤーの力によって、打倒事務局を成し遂げる流れに修正されていたわけです。
これは素晴らしい変更としか言いようがない。
彼が事務局を潰すために動く動機付けもしっかりと描かれており、すっきり顔のヨコヤさんにも納得できました(笑)
ライア―ゲームファンは読むべき?
あとは、連載版では丸分かりではあるけれどボカされていた事実や、ある人の衝撃的な正体が明かされたりなど、非常に満足度の高い一冊となっていました。
ヤンジャンを読んでその煮え切らなさに不満だったニキたちも、だいぶ解消されたのではないでしょうか?
むしろ連載版読んだ人は意表を突かれて二度おいしいですよね!
是非とも一読することをオススメします!
漫画『ライア―ゲーム』単行本加筆内容のネタバレ
甲斐谷忍「LIAR GAME」40ページにおよぶ加筆を加えた最終19巻発売 http://t.co/vYOj5UANm9 pic.twitter.com/3BuZXq4SuQ
— コミックナタリー (@comic_natalie) 2015年4月17日
以前、アキヤマがナオに言った言葉、「人を信じることは人を疑うこと」疑うことで相手を知り、その人に何かを託すことが出来る、それこそ信じる行為だといっていました。
さあ、そのアキヤマも尊敬する心理学の権威、丘辺教授。
なんと、その人は、ディーラー、レロニラさんだったとは驚きです!
これまでも、影のコンピュータールームで、アキヤマの心理を解説する役割をしていましたが、アキヤマがゲームに引き入れられたのは、この人のせいだったのですね。
犯罪者になった教え子の今後を心配してのこと。変わって欲しいと。
アーチアが言う「私やレロニラは一億の報酬を辞退した」ヤンジャン掲載時には、なんでここでレロニラさんが出てくる?と疑問に思いつつ気付かなかったのですが、読み返してみたら、伏線あったのです。
さらに新事実も登場?
びっくり新事実があります。
物語後半に出てきた事務局最高責任者、アーチアさん。
このライアーゲームをドキュメンタリー映画にして世に発表しようとした映画監督でした。
だが、何者かに妨害され脅迫され中止せざるを得なくなり、今まで姿を隠していましたよね。
そして18年後、年老いて先が長くないと感じる今、やり残した映画化で、信頼こそもっとも強い力だと世にメッセージを伝えたい。
……その映画監督とは、ナオのお父さんだったのです!
たしか、末期がんで入院中だったよね。時々登場していましたが、まさかの事実でした!
なぜ、これを本編で書かず、コミックスで明らかにするんだろう。
確かに18年前の写真に赤ちゃんが写ってるわ。その赤ちゃんがナオってこと?
なぜ危険なゲームに娘を参加させたの?
自分が癌で死ねば、ナオがひとりになります。
騙されやすくて馬鹿正直なナオが心配で、汚い世の中で強く生きる力を身につけて欲しいという、親心だったのでしょうか。
確かにナオは強くなりました。
ただ騙されにくくなったのではなく、ヨコヤやアキヤマを変えるほどに。
アキヤマとナオがライアーゲームに参加した裏の理由が分かりました。
アキヤマとナオの関係にも変化が?
アキヤマもまた、変化がありました。決勝戦でヨコヤと会話をするとき、とても穏やかだと感じました。
敵に対して愛情があるというか。
人を信じられなくなっていたアキヤマが人に委ねるなんて言えるほどに。
本人もナオの影響だと言っていますが、ナオのお人よしがうつったのかもしれません。
加筆された、嬉しいシーンの一番はこれ。
ライアーゲームがついに終わったと言って泣いているナオに、アキヤマが優しい言葉をかけて、抱きしめています。
今まではナオが抱きついてきても手を握ってきても、引き気味だったのですが、自分から近付き腰に手を回してますね。
ナオの気持ちには全く鈍感な男かと思ってましたが、二人の関係性に変化アリ
漫画『ライア―ゲーム』最終回に対するSNSの声は?
漫画LIAR GAME最終回のオチを絶対に許さない会あったら絶対に入るわ(はやく続編かいて!)
— リセ (@rise_ek) 2018年1月15日
GANTZにLIAR GAMEとがっかり最終回が多かったヤンジャンだし嘘喰いの最終回はどうなるか気になってたけれども、100パー満足いく終わり方ではないけど、がっかりになりそうでギリギリで回避した感じではあるかなあ。俺たちの戦いはこれからだ!を打ち切りでないかたちでちゃんとやったというか
— ボトルネック (@BNMetro) 2017年12月21日
LIAR GAME最終回もやつくわ
— さっ。(さっさん) (@sassan0006) 2017年12月4日
漫画『ライア―ゲーム』最新刊を無料で読むには?
eBookJapan・Renta!・コミックシーモアなど電子書籍アプリの古株もありますが、
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31日無料お試しキャンペーンがいつ終わってしまうのかは、分からないため、この機会に利用してみて下さいね。
本ページの情報はH31年5月時点のものなので、最新の配信状況はU-NEXTサイトにて確認してみて下さいね。
まとめ
『LIAR GAME』 #DAYS #GAME pic.twitter.com/2a4MIQALwr
— days&game bot (@daysgamebot1) 2018年7月28日
週刊ヤングジャンプ掲載漫画『ライア―ゲーム』最終回結末とその後の物語のネタバレはいかがでしたでしょうか?
かなり唐突に終わった感があって、ファンの方も戸惑っていたようですね!
もう少し優しい終わり方はなかったのものかと思いますが、後日に完結版のようなコミックが販売されているので、そちらを読むと少しは納得できる結末になっていると思いますよ。
とはいえ、かなり面白い漫画なので1巻から読み直してみるのも良いでしょう。