ヒカルの碁漫画最終回の結末ネタバレ!その後の展開が気になる!

今回は、最終回のその後が気になる漫画『ヒカルの碁 』最終回の結末ネタバレ・あらすじを感想などを交えてお伝えしていきます。

連載終了から10年以上たった今でも話題となる漫画『ヒカルの碁』。

アニメ化もされ、日本だけではなく中国で実写ドラマ化も決定されるほどの人気を見せ、連載当初は囲碁ブームの火付け役ともなった作品なんですよね。

そんな影響力を持った作品ですが、そのラストは賛否を呼んだといいます。

そんな『ヒカルの碁』の最終回はどんな展開でおわったのか気になりますね!

それでは早速、最終回のその後が気になる漫画『ヒカルの碁』最終回の結末ネタバレ・あらすじを感想などを交えてお届けしていきます。

 

漫画『ヒカルの碁』最終回を読む前に知っておきたい事は?

 

作中最強イケメン棋士・佐為の役割

『ヒカルの碁』の主要登場人物である藤原佐為は平安時代の生まれ。

生前はその卓越した囲碁の才能から、天皇の指南役として活動をしていた実力のある棋士でした。

さらに、江戸時代には、ヒカルと同じように佐為を見ることのできた本因坊秀策(ほんいんぼうしゅうさく)に取り憑いたこともありました。

本因坊秀作は名人になったことはないものの、今でもなお史上最強の呼び名の高い棋士。

「本因坊戦」というタイトル戦の名前として残っているほどなのです。

作中ではこの本因坊秀策の打つ碁を指示していたのが、全て本因坊秀策に憑依した佐為という設定になっています。

『ヒカルの碁』は佐為とヒカルの出会いから始まります。

ヒカルが佐為の支持通りに囲碁を打つ物語の序盤では、囲碁を打っている間のヒカルは完全に脇役で、最強の力を持つ佐為に囲碁をやらせるためにヒカルが存在しているのではないかと思わせるほどでした。

佐為とヒカルの出会いからストーリが始まり、ヒカルが佐為に神の一手を見せるために碁に打ち込んでいきます。

 

ヒカルのお手本

全くの囲碁初心者だったヒカルがプロになるには、相当の努力と時間が必要となる。

しかし、最強の棋士としての実力をもつ佐為が霊として常に心の中にいることで、ヒカルは飛躍的な成長を遂げました。

ヒカルと佐為の2人の関係は、ヒカルのライバルである塔矢アキラとその父・塔矢名人の関係と対比して考えられます。

佐為が、ヒカルの心に住み着くことのできる霊であるという設定。

これはヒカルとアキラの間にある、これまで囲碁に打ち込んできた時間という圧倒的な差を埋めるために活かされています。

常に意思の疎通が図れ、全てマンツーマンで学ぶことができるため、ヒカルにとって囲碁に打ち込む時間の全てが密度の濃い囲碁の勉強の時間となりました。

佐為が常にお手本となることができたため、ヒカルの短期間での急激な成長をしたといえます。

 

ヒカルを囲碁へと導く

物語の当初、ヒカルは囲碁のルールもわからない初心者でした。

なので、佐為の絶対的な強さを理解することがでずにいました。

しかし、たくさんの棋士と接する中で少しずつ佐為の強さを実感していきます。

その棋士達の中で、もっともヒカルに影響を与えたのが、ヒカルのライバルである塔矢アキラ。

アキラは現代最強のプロ棋士である塔矢名人の一人息子であり、幼少期から直接名人と毎日囲碁を打つことのできる環境で育ってきました。

そのため、アキラは同年代の子供達の中でも突出した才能と強さを持っていました。

しかしヒカルと出会った頃は、同年代の子と打ち解けているプライベートの描写もなく、囲碁のライバルと呼べる存在もいない子供だった。

しかし、ヒカルの中の佐為と戦ったことで、アキラの闘争心に火がつく。

それがヒカルの力だと思っているアキラは、ヒカルに挑戦するため、何度もヒカルの前に姿を現します。

当初ヒカルの中での囲碁のイメージは、自分には関係のないものとして捉えられており、佐為の言う通りに囲碁を打つことにためらいすらなかった。

しかし、ヒカルの前に塔矢アキラという同い年のライバルが現れたことで、ヒカルも佐為の力を借りるだけでなく、自分の力で囲碁を打ち勝利を掴み取りたいと囲碁に熱中していきます。

目標ができたことと、佐為という最強の手本が常に側にいたことで、ヒカルは飛躍的に成長をしますが、ヒカル自身の力はアキラの望む強さには遠く及びません。

それをヒカルが痛感したのは、2人が中学の大会で再び対戦したとき。

アキラにとっては3度目の対戦ですが、ヒカルにとっては自分の力でアキラに挑む初めての挑戦。

結果は当然ながら、ヒカルの惨敗しアキラは前回勝負した時のヒカルとのあまりの違いに愕然とし、怒りをあらわにするほど動揺する。

アキラが幻滅したのはヒカルが佐為ではないことを悟ったため。

理由は分からなかったものの、自分にとって初めてのライバルと思っていたヒカルの強さが本物じゃないことを直感的に理解したからでした。

アキラの姿を見たヒカルも、自分と佐為との間に埋めようのない力の差があることを改めて実感しました。

ヒカルはライバルのアキラを追いますが、そのアキラが追いかけるのは佐為の力。

そのため、ヒカルの目標はアキラに認められること。

つまり佐為の強さに到達することになります。

ヒカルはアキラというライバルを通し、間接的に佐為を目指すことになり、佐為の存在がヒカルのやる気の源となりました。

 

漫画『ヒカルの碁』最終回までのあらすじは?

 

佐為の思い

佐為は役割を果たしたつもりでしたが、佐為を到達点と考えていたヒカルにその思いは通じていなかった。

ヒカルはすでに棋士が囲碁にかける思いや、一局一局の重みとその影響力を理解していた。

そのため、未熟な自分が碁を打つよりも、遥かに完璧な佐為が打った方が良かったのではないかと自分を責める。

しかし、囲碁を辞めると決意したヒカルを、再び囲碁の世界に戻したのも佐為。

 

ヒカルの中に生きる佐為

ヒカルは、自分の打った碁の中に、佐為の碁が生きていることを見つけます。姿こそ見えないものの、佐為の碁はすでにヒカルの中に根付いていたのです。

佐為の指示を受けて圧倒的な大差で勝利していた頃。

対局相手から「一体いつから囲碁を打っているんだ!?」ときかれたヒカルは「千年」と答えていた。

これは佐為のことを答えているのだと思っていましたが、佐為に与えられた役割を知った後で読み返すと、この言葉も意味が異なって感じられる。

ヒカルだけではなく、棋士は皆過去の棋譜を研究してきた。

そのため、囲碁を打つ時は今までの1000年の歴史に必ず影響をうけるのです。

これまでの歴史を引き継いで自分の新たな碁を打つことで碁の歴史は続いてきました。

単純に何年打ってきたかという年数以上のものが棋士たちには蓄積されているの。

自分の中に佐為を見つけたヒカルは佐為から囲碁の歴史を受け継いだこと、自分も神の一手を追求する囲碁の歴史の一部であることを理解します。

佐為が到達点でなくなったことで、ヒカルは神の一手の追求という棋士としてあるべき姿を見つけられた。

ここから真の「ヒカル」の碁が始まりなのです。

 

漫画『ヒカルの碁』最終回 結末ネタバレ・感想

 

佐為との別れ

佐為に別れを告げ、棋士としての覚悟を新たにしたヒカル。

アキラたち選ばれた若手棋士とチームを組み、韓国との団体戦に臨む。

プロとして力をつけたヒカルでしたが、韓国の大将である高永夏との対局に敗れてしまう。

実は『ヒカルの碁』はこの話が最終話。

なので、負けて終わってしまうことに不満を感じる読者も多いようです。

しかし、物語としてはこれが最終話だとしても、この後もヒカルたちの成長はまだまだ続いていくことがわかる終わりとなっています。

 

ヒカルの碁

最終話でのヒカルの台詞が、『ヒカルの碁』という作品を象徴するものでした。

大将戦に僅かな差で敗れてしまったヒカルを、対戦相手の高永夏は心の中では認めてた。

そんな高永夏に「なぜお前は囲碁を打つ」ときかれた時の答えです。

”「遠い過去と遠い未来をつなげるために そのためにオレはいるんだ。」 ”

 

神の一手

「遠い過去」は佐為が生きていた時代も含めた全ての囲碁の歴史。

「遠い未来」は神の一手にたどり着くその時のこと。

ヒカル自身はもしかしたら神の一手に届くことはできないかもしれない。

しかし、いつの日か誰かがそこに到達する。

それはずっと先の未来のことかもしれない。

しかし、ヒカルが神の一手を追求して打つ一手も、全てそのいつかの神の一手につながっている。

神の一手を追求し続け、囲碁の歴史の一部となり後世に引き継ぐこと、それがヒカルの役目であり、そして棋士としての役目。

また、仮にだれかが神の一手にたどり着いたとして、そこで終わりにはならない。

もっといい手がないか、さらに追求し、成長し続ける。

ヒカルたち棋士にとって、神の一手を探す旅は、終わりなき旅なのです。

 

最終回を読んだ感想

これで終わり?って感じのラストでしたね。

ヒカルが負けて、日本チームが最下位に終わり…。

表彰式に向かう各々の姿を映して、それで終わるという…。

これっぽっちも最終回らしくない終わり方でした。

第一部の終わりは凄く綺麗だったのに、全体としては非常にすっきりしない終わり方だと思いました。

 

漫画『ヒカルの碁』最終回に対する読者の感想・反応は?

 

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まとめ

今回は、最終回のその後が気になる漫画『ヒカルの碁 』最終回の結末ネタバレ・あらすじを感想などを交えてお届けしてきましたがいかがでしたか?

歴史を紡ぎ先に続ける礎となることこそが、ヒカルにとって棋士にとっての役目。

佐為の碁に触れ、成長してきたヒカルだからこそラストの負けというのは意味があることだったのだと思います。

これから先、未来永劫”神の一手”を人は追い求める。

それは、いつまでも続く長い歴史という1本の線でつなげられている。

その終わりなき旅は、最終回が終わった今でも続いているといえます。

そんな壮大な物語の一部といえる漫画『ヒカルの碁』をこの機会に読み返してみるのもいいかもしれませんね。

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